ケーキを食べるとカラスはペリカンになる

妻の誕生日は七夕です。
前もって、娘たちに手作りケーキを作らせて「お母さん、お誕生日おめでとう!」で渡す予定でした。

ですが、七夕の2ヶ月ほど前から、なぜかわが家にはカラスが住まうことになりました。
急きょ、カラスが家族入りしたものですから(詳しくは『ラベル:カラスを飼うに至った経緯』をご覧ください。)、そのお世話や小屋作り等々、忙しすぎて私の時間がなかなかとれません。
結局、手作りケーキが実現したのは妻の誕生日の3日後になってしまいました。

と言うことで、妻が外出している隙に(妻にはナイショ)娘たちにケーキを作ってもらいます。


(豪快に手でクリームを塗りつけるヤツもいれば、ケーキと呼ぶには程遠い芸術作品を作ろうとしているヤツもいます。)

(みかん好きの下の娘〈2歳〉)
娘「ミカンちょうだい。」
私「はいよ〜。」
娘「ミカンちょうだい。」
私「はいよ〜。」
娘「ミカンちょうだい。」
私「はいよ〜。」
娘「ミカンちょうだい。」
私「はいよ〜。」
娘「ミカンちょうだい。」
私「いや、みかん多くね!?ママが食べるんだからね?他のも入れようや。」
娘「ぱなっるふるっぷ、ちょうだい。」
私「はいよ〜。(パイナップル)」
娘「ミカンちょうだい。」
私「はいよ〜。」
娘「ミカンちょうだい。」
私「はいよ〜。」
以降、みかんなので略。

なんだかんだで、美味しそうなケーキができました♥





そして、外出から戻った妻に「お母さん、お誕生日おめでとう。遅くなってごめんね😖」が、やっとできました。
妻は予想外だったらしく、とっても喜んでくれました!😆

え?カラス出てきてないじゃん。話は終わり?・・・ではありません。
ここからが本題。

娘たちががんばって作ったケーキ。せっかくなので、ボルトとナットにも食べてもらいましょう。

見慣れないゴハンに興奮するボルト“か”ナット。(写真じゃ、もうどっちかわからん。)



カラスはケーキが好きです。めちゃめちゃ好きです。
アウアウ言って食べます。
食べてもさらに頬張ります。


もう、カラスなのかペリカンなのかわからないぐらい口が膨らんでいます。が、多分これはペリカンです。

下のはケーキを食べているときのボルトとナットの動画です。
(もう娘の顔にモザイクとか入れなくていいよね。めんどくさくなってきた。(笑))





【結論】
ケーキを食べるとカラスはペリカンになる。


うちの子たち(カラス)は食事について、ある程度の不摂生は許容することとしています。
人間も、いくら健康食品だからといって、ずっと同じものを食べていたら嫌になってしまいますよね。

ボルトとナットと生活を共にするようになって、彼らのことが少しずつわかってきました。
その中の一つとして、カラスは「生きるためだけに食べる」とは思えないのです。ここらへんの感覚は動物よりもヒトに近い気がします。

せっかく人と感覚が近いカラスです。
(カラスに限った話ではありませんが)人間側がもう少しカラスに歩み寄ることができれば、人間と野生のカラスもうまく共存できそうな気がするのですが…。

まずは「カラス=悪」ではなく、皆にカラスの可愛さを知ってもらいたいです。(ホントに人懐っこくてかわいいんですよ。)
それを知った上で、実害を受けている人は駆除も致し方無しだとは思います。ですが…!、そうでない場合(ただカラスが一生懸命に子育てをしているだけとか)は大目に見てくれると嬉しいなぁ。

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